神谷安吾の”In The Garage”

お笑い芸人達に捧げるラブレター

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#8 M-1グランプリ2018 準々決勝vol.7

今日が勤労感謝の日という事で12時間寝ました。僕がハイパーヨーヨーならトリックやりやすいでしょう。神谷安吾です。

今日綴るコンビは本当に本当に可能性を秘めたコンビばかりです。もうファイナリスト発表はされたので今回のコンビが純粋な決勝進出者ではないことがわかってしまっていますが、敗者復活戦を控えたコンビ、今後も必ず面白い事をやってくるコンビがたくさんいます。

では、M-1グランプリ準々決勝ネタ雑記を始めます!(ネタ・設定→ネタ感想→その他の順で書きます)

 

<ネタ雑記>

61.バッドナイス(ワタナベエンターテイメント)

親孝行というネタ。常田さんのあの喋り方と間の取り方ってとても惹きつけるものがあります。BL要素の中でも父と息子のような派生型BLという見せ方に心あったまる。そういえば東京会場じゃないの?ってまず思いました。仕事の関係だろうか。

 

62.ロングコートダディ(よしもと)

男版シンデレラというネタ。シンデレラの設定を用いるコンビは今までもたくさんあったとは思いますが、また一味違ったボケ方をしてくれています。

漫才の時の兎さんって、強いツッコミフレーズを使ったり、あえてクセある例えツッコミしたりするわけではないのですが、観客側の総意を汲んだ表情と声量とワードでツッコミしてくれる。

漫才ももちろん面白いですが、コント、大喜利にもストロングポイントを持ち、お笑い好きこそ好きになる要素がたくさん。将来性も抜群かと個人的に思っています。大大大好き。合コンに着ていく服を選ぶネタや、オナラを出したいというネタが特に好き。

 

63.絶対的7%松竹芸能

自分が何やらかしているか見てもらえという設定。人の目を見て話すということは美容室では当てはまらないというとこが好きでした。

 

64.Dr.ハインリッヒ(よしもと)

前半のネタをリピートして、デジャブか!的なツッコミを入れるネタは他のコンビでも観たことはありますけど、本当に丸まんまリピートするという肝の据わったネタでした。でも若干のスピードを上げたり、あえて繰り返しについて説明せずに表情というか空気感で説明していく仕様になっている。決して手抜きではない奥底の技術というかセンスというか感服しました。最高。

 

65.もも(よしもと)

お互いの価値観のズレを話していくネタ。外見というフリを活かしたボケを重ねていきます。久々にダブルボケをするコンビでした。このネタ以外もそうなのですかね?かなり若手みたいです。一年目の24、25才。髪型、衣装とかビジュアル面が仕上がってくる頃に今回みたいなネタがブラッシュアップされてきたら爆跳ねしそうな感覚が芽生えました。今後も要チェックしようと思わされました。

 

66.てんしとあくま(よしもと)

ハマっているものという設定。歌ネタのイメージが強いてんしとあくま。今回のネタも歌はありますが、「リズムを食う」というとこに焦点を当ててきて、彼ら特有の語感、イントネーションの妙をついてくる感覚が面白いです。

 

67.ラフ次元(よしもと)

マナー違反というネタ。うまいこと掛けてくるというネタなのですが、単にダジャレで終わらずしっかりとした掛詞として魅せる技術のようなものがありました。大阪寄りのネタ選びという感じもしましたがどの世代でも笑える面白いネタです。

 

68.金属バット(よしもと)

漫才師は立ち仕事というネタ。立ち姿、嘘みたいな訛り(北海道民の僕からしたら)、容姿、漫才の締め方、もう色んな要素がカリスマ性に富んだ魅力だらけのコンビ。地上波生放送となると言葉選びや設定を調整しないと映せないようなドギツイ漫才ばかり取り揃えている彼らですが、今回のM-1予選を見る限りやや変更していると思われます。それでも異彩を放つ彼らから漏れ出る得体の知れない隠しきれないオーラは、水面下から地上に出始めようとしているのがヒシヒシと伝わってくる。お笑い株式があるとすれば筆頭株主になりたいです。

金属バットだけダラダラと長く書いてしまいました。というのも、初めて金属バットを観た2015年M-1グランプリの3回戦から一気に虜になってしまったからです。2015年の衝撃。こうしてブログを始めたのは金属バットがいたから。僕なりの金曜ニュースタイム(彼らのyoutubeラジオ番組、旧ラジオバンダリー)です。

 

69.マルセイユ(よしもと)

絵本を演じるとというネタ。小さいボケでも別府さんのダンス、細かい動きの機微に笑いが増幅されていく。津田さんのツッコミをわかりやすく丁寧でちょうど良い。別府さんの「すぅぐそうやって言うやろぉ〜。」流行るといいなぁ。

 

70.ニッポンの社長(よしもと)

就職の最終面接というネタ。面接される側のケツさんがアピールポイント一本のみで勝ち上がってきた事自体が面白い。大まかに言ってしまうとボケも1個なんですけど、繰り返される度に増していく笑い。いわゆる良い意味での「もうええて。」。辻さんの声って板尾創路さんに似ているなと思いました。

 

 

おまけ

一部贔屓的に書いてしまったコンビがいますが、書いてしまうくらい魅力満載の芸人なのだと思います。金属バット、ロングコートダディがここ2、3年で見つけたパーフェクト芸人。いや、金属バットははぐれ悪魔芸人かもしれない。

今年のM-1グランプリが終わったら一つのコンビに関して掘り下げて書いたり、一つの番組について書いてみようと思ってます。よろしくどうぞ。

神谷安吾